市場動向

【不安】あの暴落はまた起こるのか??

moomoo証券

あの去年の暴落はまた来るのかな?

8月の暴落?ブラックマンデーなんて言われていたね

あれは確か日銀が利上げをするって言って暴落しましたね!

この記事では

  • 2024年の8月5日に起きた暴落の再来の可能性

について解説していきたいと思います。

8月5日の暴落の再来

また暴落来たらすぐに買い増したい!

そう思っている人は多そうですね。今後はどうなるのでしょうか?

暴落が来る可能性は低い

日銀の失敗

僕は2024年の8月5日のような暴落が来る可能性はかなり低いと思います。

あの暴落はただの『日銀の失敗』によって起こったことです。

まず、あの時は市場が『日銀はまだしばらく利上げを進めることはないだろう』と考えていました。

しかし、予想外にも日銀は利上げを進めました。

暴落を受けて、火消しを行いましたが、それまでの利上げは今後も進められていくというスタンスは市場にとって不安をもたらす結果となりました。

この意外な日銀の行動が暴落を引き起こした一つの要因です。

悪い経済指標

このとき、7月のハリケーンの影響もあり、雇用統計や製造業景気指数など様々な経済指標が悪い結果として市場に受け取られました。

特に雇用統計はかなり悪い数字が7月から続いていたこともあって市場は不安を煽られる結果となりました。

また、そろそろ高い金利水準や個人消費の先行き不安感なども漂っており、景気後退が始まったか?というような推測も飛び交いました。

こうした不安感が一気に煽られることも暴落を引き起こした一つの要因でした。

ただ、今も景気後退の不安感というのは漂っていますね。

株価の急な乱高下はいつもサプライズから起きる

株価が大きく動くのはいつも市場が予想していない時です。

例えば、次のFRBの会合で利下げがほぼ確実視しているとします。

その時に利下げが起きたとしてもそれは市場が予測していた通りのことが起きているだけです。

つまり、株式市場にも為替市場にも債券市場にも既に価格が織り込まれている状態であるはずです。

しかし、そういう方向で織り込まれているにもかかわらず、予想外のこと(利下げをしない、もしくは利上げなど)が起きると全ての市場はびっくりしますよね。

その結果、起きたことに対して市場がその状況に合わせるように動きます。

その動きが価格に合わせるように市場価格が一気に動くということです。

つまり、株価が一気に動くときは市場にとって予想外のこと(サプライズ)が起きたときということです。

日銀は同じ過ちを繰り返さない

あの時の暴落はいろんなことが重なって起きたことです。

その偶然の確率もそもそも低いと思うので、あのような暴落が起きる可能性は低いでしょう。

また、日銀は失敗を繰り返さないように今後は意識した行動をするはずです。

実際2025年の1月は慎重な動きをしていました

金利を動かすことで株価を大きく動かしてしまうことは日銀も不安だということです。

今後、利上げするときは事前に利上げをするという情報をどんどんリークするはずです。

2、3日前にはほぼ確実に金利を動かすという報道を流すでしょう。

事前に市場へ情報をゆっくりと流していくことで市場にとって利上げはサプライズではないと認識させていきます。

その結果、サプライズは起こらず市場は安定を保つ可能性が高くなります。

サプライズを見つける

こうしたことからわかるのは株式市場では、サプライズの可能性を見つけるというのは非常に大切なことです。

これは指数だけではなく個別株でも同じことです。

サプライズというのはつまり少数派の意見だとも言えます。

みんながこうなるだろうと思っていることは株式で大きく稼ぐきっかけになりません。

みんなが気づいていないことを見つけるというのが大切なことです。

例えば、今で言うとAI市場などは多くの人が目を光らせている状態です。

そこで少数派の意見を見つけるのは非常に難しいです。

そもそも意見が多すぎてどれが少数派の意見かもわかりづらいですね。

なので、誰も注目していない小型株が稼ぎやすいと言われています。

何より小型株自体が少数派の投資先になります。

これは一つの例ですが『注目されていない小型株で今後稼ぐことができそうな銘柄』というのが稼ぎやすい銘柄の特徴と言えますね!

まとめ

暴落は再び起こるのか?

暴落はほぼ起きることはない

  • 2024年8月の暴落は日銀の利上げ情報のリークミスと悪い経済指標の連発によって起きた
  • 多くの偶然が重なったことによって起きた暴落
  • サプライズが株価を大きく動かす
  • 日銀は今後はサプライズが起きないような慎重な動きをすると考えられる

☆サプライズは逆にプラスになる場合もある☆

今回は急な値動きが起きるときの話をしました。

これは景気後退などとは少し違う話です。

景気後退の場合は、じわじわと経済が落ち込んでいき、株価もそれについていくことも多いです。

なので急落というよりは時間をかけて下がっていくという状態ですね。

ただ去年の8月の暴落やコロナショックなどのように何かが起こると一気に下がります。

こういうことを警戒して現金のポジションを増やすのも良いですが、逆に一気に上がるようなサプライズもあります。

なので、そうした場合は現金のポジションが多すぎると機会損失になりかねません。

個人的にはリスク許容度内である程度バランスの取れたポジションを維持しておくほうが良いと思います。

また、8月の暴落はアルゴリズム取引も原因だと言われています。

◯◯になったら買いとか売りとかが高速で行われる取引ですね。

こうしたものもあっていろんなことが起きると一気に取引が増えて値動きが激しくなるとも考えられますね。

どちらにせよ大きな市場であればあるほどサプライズを予測することは基本的に不可能だと言えます。(いろんな要因がありすぎるため)

なので、予想しないということも大切です。

こうしたこともインデックス投資が最強だと言われる所以ですね。

ただし、上でも書いたように多くの人が見ていない部分に目を向けるとチャンスは転がっているかもしれません。

なので、多くの人が見ていない小型株がチャンスが多いのかと思います。

ただ、調べるのは非常に面倒だと思うのでそういう人はやっぱりインデックス投資が最適解だと思います。

投資は自分に合うやり方で、リスク許容度内で進めていきたいですね。

というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにするために一緒にコツコツと資産形成を頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
マネックス証券

カテゴリー

こちらの記事もおすすめ