この記事では
- 投資に不安になっている理由を探す
- その解決策は?
ということについて僕の考えを書いていきます。
正直もっとも効率的な投資方法ということではないですが、参考になれば嬉しいです!
投資で不安になる理由
最近は投資で不安になっている声をよく聞きます。
- 米国株はこれからも大丈夫?
- 株式じゃない資産の方がいい?
- 今の時点で何に投資すればいいかわからない
こんな感じの悩みが今は多いように思います。
中には漠然と不安になっている人もいると思います。
というわけで不安の理由を探って解決していきましょう!
なぜ投資で不安になるのか?
不安にな理由は基本的にはシンプルなものです。
この不安は具体的に言うと『損をしてしまいそう』と思っている状態です。
バフェットは投資のルールについてこう言っています。
- 決して損をしないこと
- ルール①を決して忘れないこと
損をしないことが投資においては非常に重要という考え方ですね。
このルールを守れば損をしてしまいそうとは思わなさそうです。
しかし、どうすればこの『損をしてしまいそう』ということを考えなくてもいいのでしょうか?
リスクの取りすぎ
まず、今不安になっている人がまず疑うべきはリスクの取りすぎです。
例えば500万円投資をしているとして、それが50%下がって250万円になるとします。
その時どう思うでしょうか?
誰でも嫌な気分だと思います。
しかし、一度寝たら気にせずに日々を過ごせるのであれば問題ないと思います。
一方でそれ以降投資で損をしてしまったことが頭から離れないのであればリスクの取りすぎと言えるでしょう。
極端なことを言えば、皆さんが1億円持っていて、10万円投資をする。その10万円が5万円になったところでほとんどの人は気にしないでしょう?
そのくらいの気持ちでいられる額の投資をしましょう。
上の例で考えると『不安のなく投資できる金額なんて少ない。こんな少額なら投資しても意味ない』と思うかもしれません。
それに関しては大抵の場合投資をしていくうちにリスク許容度は大きくなっていくことが多いので問題ないと思います。
ゆっくりと投資のリスクに慣れていくことが大切だと思います。
僕は毎回言っていますが、このリスク許容度だけは必ず守るようにしてください。
市場から脱落することが最も損をしやすい行動です。
投資先に不安を覚える
不安になっている人の中には、
『今投資しているものは正解なのだろうか?』と考えている人もいるかもしれません。
最初はしっかりと理由を持って投資をしたと思います。
例えば米国株だと
- アメリカはイノベーションの中心にいつもいる
- アメリカは人口が増え続けている
- 法整備もしっかりしている
- 米国株は長期的に右肩上がり
などなどの根拠を持って投資したのではないでしょうか?
個別株でも
- この企業の製品は今の抱えている大きな問題を解決する
- 人口の多い海外進出に積極的
- こんなところに事業投資をしていて成長性を感じる
- 安定成長を長期的に続けてきた
- M&Aに積極的でまだまだ規模が大きくなりそう
などなど。
理由なんてなんでもいいですが、投資をした時にその根拠が崩れる時があると思います。
どちらにせよ不安はあると思います。
個別株なら損切りが基本でしょう。うまくいかなかったら全てパーですからね。
インデックスはどうでしょう?
『インデックス投資は何があっても売るな!』と言う人が多いので売りづらいでしょう?
もちろん僕もそう思います。
しかし、売ってはいけないとは思いません。
例えば投資先を変えるのは悪くないと思います。
米国株だけのインデックス投資で不安になるなら先進国株のインデックスとかオール・カントリーに思い切って変えてしまえばいいと思います。
それで不安が拭えるのであれば安いものです。
株式だけが不安なら債券が含まれている投資信託もあります。
ゴールドを持っておきたいならある程度持てばいいと思います。
インデックス投資は売るな!と言うよりはどんな形でも続けろ!というのが僕の意見です。
このくらい臨機応変に動くのは悪いことではありません。
ただし、全部売って全部現金にしてもう投資をしないという選択肢だけは選ばないようにしてほしいです。
市場から脱落をすることが最も損をしやすい行動です。
投資先に悩んでいる
上の『投資先に不安を覚える』という悩みの延長です。
上では『米国株に不安を覚えるなら他に投資をすればいい。』と言いましたが、先進国インデックスでもオールカントリーでも不安。
どうしたらいいかわからない。
という人は、その不安と逆に進めばいいと思います。
米国株が割高で不安なら割安なところに投資すればいいと思います。
今後の米国経済が不安だと言うなら、金融緩和などを始めているところに投資をすればいいと思います。
世界経済全てが不安という人はそういう時に上昇するものを少し買ってみるといいと思います(ゴールドとか)
持っている資産と『逆相関』の関係にあるものに投資をするのもいいですね。
みなさんが不安を覚えるにはその理由が必ずあります。
そこを潰す投資先を選びましょう。
周囲の意見
多くの人が不安になる要因として『周囲の意見』があると思います。
SNSなんかの意見もそれですね。
〇〇さんがこれが上がると言っていたから、とか〇〇さんがこれはもう下がると言っていたからとか…
実際にその〇〇さんが言っていた通りになるかもしれませんし、その通りにならないかもしれません。
投資のプロであるゴールドマンサックスやバンガード、ブラックロック、JPモルガンも予想は出しています。
しかしみんなびっくりするくらい予想を外してます。
じゃあみなさんの周囲の人やSNSで匿名で呟いている人は予想を当てられるのでしょうか?
答えは『当たる時もあるし当たらない時もある』です。
ではみなさんが予想した場合は?
それも『当たる時もあるし当たらない時もある』です。
つまり結局みんな未来なんてわからないわけです。
そんなことはみなさんも理解していると思います。
じゃあどうすればいいか?
『みなさんの心地よい投資のやり方で投資を続ければいい。』
これだけですね。
僕は長期投資でインデックス投資と高配当株投資をしています。
それはこれが僕にとって最も心地の良い投資のやり方だからです。
周囲の意見に振り回されないように自分の心地よい投資方法と投資金額で投資を続けていきましょう。
まとめ
- リスクを取りすぎている→投資割合を下げる(現金比率を高める)
- 投資先が不安になってきた→投資先を変える(ポートフォリオの調整)
- どこに投資すればいいかわからない→分散投資、今持っている投資先と逆相関の資産の投資割合を高める
- 周囲の意見に飲まれない→誰も未来予想はできない
今回は投資の不安をなくすためにいろいろ言ってきました。
結局何が言いたいかというと
- 市場から脱落しないようにする
- 市場から脱落しないためにリスクを取りすぎない
- 市場から脱落しないために自分にとって心地よい投資先に投資をする
こういうことです。
インデックス投資だからといって必ず今投資しているものに投資を続けなければならないということはないと思いますし、誰かに〇〇がこれから下がると言われても自分がそう思わないのであれば投資を続ければいいと思います。
特に最近は絶対にインデックス投資は売ってはいけないと言われることが多いです。
しかし、長期投資はやることは簡単ですが、精神的にはそんなに簡単なことではないです。
無理をしないことを心がけましょう。
ちなみに僕もNISA分以外は少しだけ動かしたりしています。
NISAは完全に老後資金なのでまだ30年近く先に必要なお金なので今はただただ買い増すのみです。
みなさんもこんな投資が一番心地いいよ!っていう意見があったらインスタでDMしてね!
というわけで今と将来の生活を少しでも豊かにするために一緒にコツコツと資産形成頑張っていきましょう!
ではまた!