投資信託

【高配当】あの人気指数(投資信託)が銘柄入れ替え!

moomoo証券

銘柄入れ替えってどんな感じなんだろう?

投資信託の中身って知っておいた方がいいのかな?

僕はある程度中身は知っておくべきだと思っています。

この記事では

  • 日経平均高配当株50指数の銘柄入れ替え

について解説していきたいと思います。

前回の記事にもつながるものもあると思うので読んでいない方はぜひ読んでみてください。↓↓

日経平均高配当50指数の銘柄入れ替え

そもそも日経平均高配当株50指数ってなに?

日本の高配当株の指数としては人気がある指数だね。簡単に指数についても説明するね。

日経平均高配当株50指数とは?

日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される配当利回りウェート方式の株価指数です。

つまり、日経平均の中で配当利回りが高い50銘柄を詰め込んだ指数です。

ただし、配当利回りが高い銘柄だからといって構成比率が高いというわけではなくて、流動性なども加味して構成比率が決まります。

なので、流動性という観点から時価総額が高い銘柄の構成比率が高くなる傾向があります。

そして、銘柄入れ替えは毎年1回6月末に行われます。

2024年6月末の銘柄入れ替え

2024年は9銘柄採用されて、7銘柄が除外されました。

前回から今回の銘柄入れ替えまでの期間で『松井証券』と『あおぞら銀行』が除外されていたので、今回の銘柄入れ替えで50銘柄に戻ることになりました。

採用銘柄

今回採用された銘柄は下記の通りです。

  1. 大林組(1802)
  2. アステラス製薬(4503)
  3. 日立建機(6305)
  4. 日本精工(6471)
  5. アルプスアルパイン(6770)
  6. カシオ計算機(6952)
  7. 日産自動車(7201)
  8. 本田技研工業(7267)
  9. 丸井グループ(8252)

業績が良くない銘柄もありますが、この指数は配当によって決まるものなので、そこは仕方がありません。

このように機械的に銘柄入れ替えをするからこそ、この指数に連動するETFや投資信託は低い手数料で抑えられるわけです。

なお、今回採用された銘柄は3〜4%の配当利回りがある銘柄が中心となっています。

除外された銘柄

今回除外された銘柄は下記の通りです。

  1. ENEOSホールディングス(5020)
  2. コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)
  3. 三井物産(8031)
  4. りそなホールディングス(8308)
  5. ふくおかフィナンシャルグループ(8354)
  6. 野村ホールディングス(8604)
  7. T&Dホールディングス(8795)

除外された銘柄は金融系の銘柄が多いです。

それだけこの1年間で金融系の銘柄の株価が上がったということですね。

なお、今回除外された銘柄は2〜3%以下の配当利回りの銘柄となっています。

採用銘柄で個人的な注目銘柄

僕が注目しているのは『大林組(1802)』です。

海外にも展開している国内大手のゼネコンです。

理由としては、国内の経年劣化したインフラの修復、データセンター、宇宙事業など成長余地のある事業を多く抱えています。

また、海外に展開している点も個人的には好感を持てます。

指数の話とずれてしまいましたが、今回『大林組』が指数に入ったことは嬉しく思います。

連動する投資信託

この指数には投資できるの?

もちろんできます!しかもかなり人気ですね!

この指数を扱う投資商品は2つあります。

  • NEXT FUND 日経高配当株50ETF(1489)
  • Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)

NEXT FUND 日経高配当株50ETF(1489)

保有コスト(信託報酬)は税込で0.308%。

1万円の保有で年間約31円です。

配当利回りは3%前後なので、1万円の投資で300円前後です。

Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)

保有コスト(信託報酬)は税込で0.10725%+α。

1万円の保有で年間約20円程度で考えておくといいと思います。

配当利回りは同じく3%前後なので、1万円の投資で300円前後です(運用期間が短く、まだ分配金は出ていない)。

信託報酬の低さを考えると個人的にはTracersの方が良いのかなと思っています。

まとめ

日経平均高配当株50指数
  • 日経平均高配当株50指数は日経平均の配当利回りが高い50銘柄で構成
  • 流動性も加味して構成比率などが決まる
  • 新規採用銘柄が9銘柄
  • 除外銘柄が7銘柄

日経平均高配当株50指数に連動する投資商品

  • NEXT FUND 日経高配当株50ETF(1489)
  • Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)

今回は日経平均高配当株50指数の銘柄入れ替えについて紹介しました。

銘柄入れ替え前は2%後半程度の配当利回りでしたが、銘柄入れ替えで3%は超えるであろうという内容になりました。

しかし、一方で最近配当性向が高すぎて話題になったアステラス製薬なども入って少し危ないかも?という銘柄も入りました。

また、逆に三井物産のように今をときめく5大商社が抜けたりもしています。

とはいえ、前回の記事でも書いたように割安で高い利回りになっているという場合もあります。

つまりは高配当にウェートを置くのは良し悪しがあるとも言えます。

どちらにせよ、指数に連動して自動で銘柄入れ替えをしてくれるというのは非常に楽です。

気軽に高配当投資をしたいと思う人には非常に良い投資信託だと思っています。

なにより、日本の投資信託や高配当ETFは手数料が高いものが多いです。

その中でも特にTracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)は手数料も低くて優良だと僕は思っています。

実際のところSBI証券では手数料の低い高配当投資信託は出ましたが、楽天証券などではあまりなく、特に重宝される投資信託かなと思います。

もし興味があれば100円からでも購入ができるので少しずつ購入してみるのも良いかもしれませんね!

※投資を煽る記事ではありません。

というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにする為に一緒にコツコツと資産形成頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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