投資全般

配当金を目的に投資をするならここを見ろ!

利益
moomoo証券
配当金欲しいけど何に投資をしていいかわからない!!!
個別株の投資は判断が難しいよね。
では、ここを見るべきというところをとても簡単に教えちゃいます!

この記事では

  • 配当金とはそもそも何から出てる?
  • 配当金が増えるということは?
  • ここを見れば配当金が増えやすいかどうかわかる!

ということについてお話ししていきたいと思います。

配当金はそもそも何からもらえる?

とにかく配当金がたくさん欲しいんだよ。
イヤイヤ、配当金を出すにも限度があるよ(^_^;)

配当金の元は一体何?

配当金は企業の利益から出されます。

それは知っている方が多いと思います。

ということは当然、赤字では配当金を出すことは難しくなります。

もちろん無理をして配当金を出す企業はありますが、それは長続きすることはありません。

配当金を出すためには利益を出し続ける必要があるということです。

配当金を出すには企業は利益を出す必要がある

配当金が増えるということは?

では、配当金を増やすにはどうすればいいのでしょうか?

それは利益を増やすことです。

ここで注意が必要なのは、『利益率』を増やすのではなく、『利益額』を増やすということです。

もちろん利益率が上がるのは良いことですし、大切です。

しかし、利益の金額が増えなければ配当金を増やすことは難しいです。

例えば

100万円の売上で利益率が10%10万円の利益

50万円の売上で利益率が20%10万円の利益

金額は同じになります。

これでは配当金は増やせません。

では、利益が上がっているというのはどういうところで見ると良いのでしょうか?

利益が増えていることを確認する方法

利益が増えていることを確認するには二つの方法があります。

  1. 売上高が上がっており、かつ営業利益率が下がっていないかという関係を見ること
  2. EPSの推移を見ること

個人的には2番のEPSがオススメなのでEPSを見た確認方法を教えていきます!

EPSの推移を見るには『IR BANK』というサイトがオススメ!

EPSは『IR BANK』でチェック!

EPSから見る利益が上がっているかの確認方法

それでは実際に見ていきましょう。

IR BANKのサイトの画面を実際に引用しながら説明していきます。

今回、例として見ていくのはみんな大好き『KDDI』です。

まずはIR BANKを開きます。

IRBANK トップ操作説明1

 

 

 

 

 

これがTOP画面です。(スマートフォン画面)

この画面で上の赤丸の枠に企業名を入れます。

今回の場合は『KDDI』と入力します。

それぞれの企業は『証券コード』という4桁の数字をもっています。

KDDIの場合は『9433』です。

その数字を入れてもいいですが、社名の方が分かりやすいと思います。

 

IRBANK検索後操作説明2

実際に検索をすると、このような画面になります。

これで『KDDI』という文字列をクリックします。

IRBANK企業画面トップ操作説明3

最後に『EPS』と書かれた部分をクリックするとEPSの推移が一目でわかる画面へ移行します。

IRBANK EPS画面操作説明4

この画面がEPSの推移です。

KDDIは2012年以降、長らく順調にEPSを上げていっていますね。

これは非常に良い推移の仕方です。

実際にKDDIは20期以上連続増配をしています。

EPSが上がるとなぜ配当金が上がりやすいのか?

そもそもEPSがわからないよ。
聴きなれない言葉ですよね。でも難しく考えずにいきましょう。

そもそもEPSとは?

EPSとは一株当たり純利益のことです。

EPS=当期純利益÷発行済株式総数

この式で計算できます。

はい、分かりづらいですね。

簡単に説明します。

企業『あなたが一株購入してくれたその資金で私たちは〇〇円の利益を出します!!』

というものです。

この〇〇円の利益がEPSというわけです。

では次は配当金とEPSの関係について説明します。

一株で出せる利益がEPS

EPSが上がるということは配当金も上がりやすい

まず、最初に配当金は利益から支払われるという話をしました。

EPSは『一株あたり利益』という表現をされます。

そして、配当金も『一株あたり配当金』という表現をします。

つまり、『一株あたりの利益』の中から『一株あたり配当金』が支払われます。

例.

EPS=200円だとします。(一株あたりの利益が200円)

ということは一株あたり配当金は200円以内にしないと企業は赤字になります。

この例の場合、30%〜40%にあたる60円〜80円くらいが適正と言われます。

※たまにEPSを超えて配当を出す企業がありますが、それは無理をして捻出していると言えます。

このように基本的にはEPS(利益)の中から配当金は支払われます。

つまり、EPS(利益)が増えれば増えるほど、企業は配当金を出す余力ができるということになります。

こうしたことから、EPS(利益)が伸びることは投資家にとって好ましいことなのです。

もちろん利益の向上は増配だけではなく、株価の上昇にもつながります。

そういった点も投資家には好まれます。

EPS(利益)が増えれば増えるほど、企業は配当金を出す余力ができ、増配の可能性が高くなる。

まとめ

EPSが増えれば配当金が上がる!?

・配当金は利益から支払われる

・EPSとは一株あたり純利益

・『一株あたり純利益』の中から『一株あたり配当金』が支払われる

・EPS(一株あたり純利益)が増えると配当金を出す余力ができる

・配当金を出す余力ができると配当金が増える(増配)可能性が上がる

・『IR BANK』というサイトが一番見やすいと個人的には思っています

今回は配当金が増えるために見る部分!ということでEPSのお話をしました。

少しややこしい話に感じたかもしれません。

ですが、本質は非常にシンプルです。

利益が増えれば、配当も増やせるよね。

というだけの話です。

『EPS』という言葉が難しく感じさせるかもしれませんが、つまりは利益です。

良い銘柄を見つけるためにはいろんな指標を見る必要があります。

しかし、最近では一株買いができる証券会社もあるので、投資をしながら覚えるということも非常に大切です。

まずは行動!

少しずつでも投資を始めて一緒に資産形成を頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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