この記事では分散投資についてお話ししていきます!
その中で、
- どのくらいの数の銘柄に分散をすればいいの?
- どんな銘柄に分散すればいいの?
- ETFや投資信託を使う方がいい?
といった疑問に答えていきます!
それではやっていきましょう!
分散投資のやり方
分散投資の銘柄数はいくつが適切?
分散投資は30銘柄や50銘柄の分散が必要なんて言う人がいます。
実は僕も昔はそう思っていました。
だって投資信託は一種類で500銘柄や3000銘柄に投資しているんですよ?
30〜50銘柄に投資するだけじゃ少ないと思うじゃないですか。
でも実際はそんなにも必要ありません。
こちらをご覧ください。
マイインデックス(https://myindex.jp/study/3keywords_3.html)
10銘柄くらいまでは急激にリスクが減っているのがわかると思います。
50銘柄まで分散をするとかなりリスクは下がっています。
しかし、1銘柄への集中投資と10銘柄への分散投資はかなり大きなリスク差がありますが、20銘柄と50銘柄の分散投資はそこまで大きなリスク差がありません。
正直、多くの銘柄に分散投資をするのは管理が面倒です。
働きながら投資をしている人にとって、50銘柄の管理はめんどくさくなる人がほとんどだと思います。
実際は分散投資は10〜20銘柄程度で十分だと思います。
今後、投資したい銘柄が増えそうだなと思う人は、最初は10銘柄で始めるといいと思います。
分散投資は20銘柄もあれば十分な効果を得られる
どんな銘柄に投資をするといい?
銘柄の種類に関しては人それぞれで、リスク許容度にもよります。
前提としては、『安定した利益』、『成長が見込める』、『消費者独占力がある』
このような業績が良かったり、期待ができる銘柄である必要があります。
しかし、未来予想なんて難しすぎます。
もし当てられた人がいても、ほとんどまぐれです。
なので、安定した利益を出す銘柄を多く含めておくと良いでしょう。
前回日本株と比較して紹介した銘柄もオススメです。
他にも
- 通信大手のベライゾンコミュニケーションやAT&T
- iPhoneなど消費者独占力のあるアップル
- 多くの人が利用し続けるアメリカンエキスプレス
- 世界最大のタバコメーカーのアルトリアグループ
- エネルギー大手のエクソンモービルやシェブロン
などなど、米国株はいろいろ良い銘柄があります。
とりあえず、このような大型株で10銘柄は選ぶと良いでしょう。
もちろんテクノロジー系や世間を騒がすイーロンマスクでお馴染みのテスラなどもポートフォリオのスパイスとして組み入れるのも良いですね。
あとは管理できる範囲、リスク許容度などを考慮して20銘柄以内で収めるといいと思います。
- 時価総額の大きい大型株がオススメ
- リスクが怖い場合はディフェンシブ株を中心に
ETFや投資信託は使う?
この問いに関しては、もちろん使っても良いです。
使わなくてもいいです。
投資信託やETFはやはり分散効果が大きく、リスクをかなり小さくすることができます。
投資信託やETFを利用することで、個別株ではリスクの高いセクターや中小型株で冒険…ということもやりやすくなるでしょう。
なにより、インデックス運用というのは非常に効率的で市場平均のリターンを丸々いただけるので個人投資家にとっては最適解であることは間違いないです。
リスクヘッジに自信がなければ投資信託やETFは使いましょう。
投資をする中で精神的に不安を抱えながら行う長期投資は難しいと思います。
なによりも大切なことは市場に参加し続けるということです。
リスク分散が不安な場合は投資信託・ETFは積極的に利用しよう
まとめ
- 分散投資は数百という銘柄数を必要としない
- 10〜20銘柄でもかなり大きなリスク低減効果が見られる
- 10〜20銘柄程度なら時価総額が大きな銘柄を中心にすることがオススメ
- リスクを減らしたい場合はディフェンシブ株を多めにする
- 投資信託・ETFを利用するのも良い
- 最も大切なのは市場から退場しないこと
今回は分散投資についてお話をしました。
分散投資は非常に簡単ではあります。
でも、分散投資が簡単だからといって雑に分散していいわけでもありません。
銘柄数はそこまで必要ありませんが、セクターや銘柄はしっかりと考える必要があります。
少ない銘柄数で収めたい場合は、やはりディフェンシブな、安定した銘柄が多い方が安心ですからね。
というわけで、これからも今と未来の生活を豊かにするためにコツコツと資産形成を頑張っていきましょう!
みなさん、市場から退場しないように!
ではまた!!
参考文献↓
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