今回も、最初に紹介した配当貴族を使った投資についての最終回!
- 連続増配
- 高配当
この二つを軸に銘柄を選んでいくよ!
その前に
↑この記事も見ていない人は見てみてね!
それでは早速やっていきましょう!
銘柄の紹介
今回は(2023/05/19時点)の情報をもとに作成しています。
ジョンソン•エンド•ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)
多角的なヘルスケア企業。
コカコーラやP&Gのように非常にディフェンシブな銘柄になります。
しかし、原材料のタルクを使用したベビーパウダーの使用で癌になったとして訴えられました。
そして、和解金を支払い、リステリンなどの消費者向け部門をスピンオフして『ケンビュー』という会社として分離・独立されました。
消費者向け部門でよく知られている商品は、バンドエイドやリステリン、ボディローションやベビーパウダーなどでしょうか。
ちなみにジョンソン•エンド•ジョンソンの医薬品や医療機器の方がケンビューの消費者向け部門の利益率より高いです。
- 61年連続増配
- 景気後退や不景気に強いディフェンシブ銘柄
- 予想配当利回りは3%
スピンオフされると保有株式が特定口座から一般口座に移され税金関係がとてもややこしくなります。
それが面倒で一旦スピンオフ前に売ってスピンオフ後に購入する方が多いです。
エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)
米国を代表する大手総合石油・ガス会社。
- 41年連続増配
- 株価は原油価格などに左右されがち
- 予想配当利回りは3.4%
とにかく大きなエネルギー会社です。
個人的にはシェブロンかエクソン・モービルのどっちかは持っておいてもいいかなと思っています。
ついでシェブロンも簡単にご紹介。
- 36年連続増配
- 株価は原油価格などに左右されがち
- 予想配当利回りは3.9%
両方持つ必要はないかなと思います。
ちなみに投資の神様・ウォーレンバフェット氏はシェブロンを持っていますね。
スタンレー•ブラック•アンド•デッカー(ティッカーシンボル:SWK)
工具やセキュリティサービスなどの企業。
主には手動工具・電動工具系の製造および販売です。
売上は右肩上がり、利益は前回大きく下げています。
しかし、それは設備投資などによるもので、特に問題はありません。
落ち着けば利益も戻ってくると思います。
- 時価総額はそこまで大きくはない
- 56年連続増配
- 予想配当利回りは3.9%
ウォルグリーン•ブーツ•アライアンス(ティッカーシンボル:WBA)
米国の大手小売薬局チェーン店。
8,500を超える店舗を展開しています。処方箋医薬品販売が売上の多くを占めています。
薬局なのでなんとなくイメージは掴みやすい業種だと思います。
- 48年連続増配
- 予想配当利回りは6.1%
キンバリー•クラーク(ティッカーシンボル:KMB)
ティッシュおよび衛生用品の主要なメーカーです。
日本で言うとユニチャームや王子製紙のようなものを取り扱っています。
生活必需品なので比較的安定した銘柄です。
米国以外にも欧州やアジアにも広く展開しています。
- 51年連続増配
- 景気後退や不景気に強いディフェンシブ銘柄
- 予想配当利回りは3.3%
まとめ
今回紹介した5銘柄
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
- エクソンモービル(XOM)
- スタンレー・ブラック・アンド・デッカー(SWK)
- ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)
- キンバリー・クラーク(KMB)
2023/05/19時点
この5銘柄に均等に投資をした場合、
配当利回りは3.94%(シェブロンは含まない)
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今回も4%近くの配当利回りになりました。
これに加えて増配が期待できます。
非常に魅力的に感じるのは僕だけでしょうか?笑
もちろん増配幅は銘柄ごとに異なります。
しかし、減配する可能性が比較的小さいと言うことが重要です。
10銘柄購入して1銘柄だけ増配しなかったとしても他の銘柄が配当金を増やしてくれたなら問題はありません。
今回はシェブロンも合わせると6銘柄紹介しました。
前回と合わせると11銘柄紹介したことになりますが、それ以上の数に投資をすることも問題ありません。
結局今回も比較的安定した銘柄を中心に紹介しましたが、少しリスクを取るのも良いかもしれません。
連続増配している小型株も少なくありません。
配当の高い金融や不動産、タバコ株なんかも連続増配しているところはあります。
それぞれ自分に合ったポートフォリを組んでいきましょう!
と言うわけで今回は本当に紹介だけのお話になってしまいました。
では、今と将来の生活を少しでも豊かにするためにコツコツと資産形成を頑張っていきましょう!
ではまた!