この記事ではその参考として株主還元にフォーカスしたETFをご紹介!
というわけで、今回は
- 株主還元にフォーカスした国内ETF
についての記事になります。
それではやっていきましょう!
NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信(2529)
どんなファンド?
『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信(2529)』は2019年4月に上場されました。
日本の金融・保険業を除く70銘柄に投資するETFです。
そして、その70銘柄は配当や自社株買いなどの株主還元を積極的に行なっている銘柄を選定しています。
株主還元をしてくれる企業にまとめて投資ができるETFということですね。
高配当ETFではなく、株主還元に積極的な銘柄を集めたETFであるということに注意!
基準価額と分配金
気になる価格と分配金についてです。
- 基準価格(1口あたり):1,424円(2023/06/16)
- 分配利回り:3.11%(2023/06/15)
- 分配金実績(1口あたり):38円(2022年)
- 分配金支払い月:1月、4月、7月、10月
2019年の上場以来、分配金は毎年増えています。
また、分配金は4月と10月が多めにもらえて、1月と7月の金額は少なめです。
基準価額も分配金も右肩上がり
分配金履歴
2019年から2022年の分配金履歴を紹介しておきます。
※100口あたりの分配金の推移となりますのでご注意ください。
- 2019年:1,300円
- 2020年:2,500円
- 2021年:3,200円
- 2022年:3,800円
結構良い増配してますね。
今年は現時点(2回の分配)で2,500円の分配を既に完了しています。
今年もしっかり上がりそうですね。
信託報酬
次にとても大切なコストについてです。
- 信託報酬率:0.308%
- ライセンス料:0.044%
- 年間上場料:0.00825%
- 追加上場料:(毎年末の純資産額)-(新規上場時から前年までの最大の純資産額)に対して0.00825%
色々とかかりますね。
追加上場料は少しややこしいので省いたとしても
合計で0.36025%程度はあると考えて良いでしょう。
どうでしょうか?
個人的には少し高いなぁという印象です。
株価の推移
NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信(2529)2023/04 以降
日経平均株価(2018/06 以降)
Google Financeより引用
『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信』は約4年分
日経平均は5年分のデータにはなりますが、前者の方が比較的ボラティリティが低く安定しています。
こうしたゆっくりでも安定した上昇は個人的にはとても好きです。
ただしコロナショックでの暴落はそこまで変わりませんが…
『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信』は安定的
まとめ
- 『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信』は高配当ETFではない
- 『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信』は株主還元に積極的な銘柄を集めたETF
- 株主還元とは配当以外に自社株買いのことも指す
- 分配利回りは3%を少し上回る程度
- 2019年の上場以来、分配金は右肩上がり
- 分配金は年に4回
- 信託報酬などの手数料は0.3%台後半と少し高い印象
- 基準価額は緩やかに上昇しており、ボラティリティは低め
今回は『NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信』の紹介でした。
個人的には手数料が高く感じましたが、投資方針については興味深いETFだと思いました。
このETFに含まれる銘柄は株主還元に積極的であるということです。
そして個別株への投資であれば余計な手数料は省くことができます。
もちろん70銘柄全てに個別株で投資をするのは管理も含めてキツイでしょう。
とはいえ、このETFに含まれる銘柄を参考に個別株を選択するのはアリかと思っています。
というわけで、次回はこのETFの中にある一部の銘柄についてご紹介したいと思います!
できるだけ早く更新したいと思っていますので、少々お待ちください!
では、今と将来の生活を少しでも豊かにするためにコツコツ資産形成を頑張っていきましょう!
ではまた!