この記事では、
- 日本株で株主還元に積極的な銘柄
を2つ紹介していきたいと思います!
前回も株主還元に積極的な銘柄を紹介しましたが、今回はまた違う銘柄を紹介していきたいと思います!
前回は株主優待に触れていなかったので、今回は株主優待も見ていこうと思います。
それではやっていきましょう!!
株主還元に積極的な銘柄
銘柄①三菱商事(8058)
まずはバフェット銘柄の仲間入りをした日本5大商社のトップ『三菱商事』!
日本特有の業種ということもありかなり注目されていますね。
また、新興国が盛り返してくる最近の世界情勢に対してもかなり利益が取れそうな素晴らしい会社です。
それでは実際に株主還元について見ていきましょう!
三菱商事の配当金について
まずは配当金。
10年前の2013年と2023年を比べて見ましょう!
『マネックス証券 銘柄スカウター』より引用
- 2013年の一株あたりの配当金:55円
- 2023年の一株あたりの配当金:180円
10年間で約3倍になっています。
なお2024年も一株あたり配当金は200円で増配の予想です。
もう4倍近くまで配当金が膨れ上がっています。
なお、現在は累進配当を宣言しています。
- 10年間で約3倍の配当金
- 2024年も増配予想
- 累進配当宣言中
三菱商事の自社株買いについて
次の株主還元は自社株買いです。
今年は
- 自社株買いの数は8600万株を上限
- 金額は3000億円を上限
7月末時点では、
- 約1,800万株の自社株買い
- 金額は約1,150億円分
これだけの自社株買いが完了しています。
今回はかなり大規模な自社株買いでしかも、まだまだ上限には到達していません。
毎月自社株買いも進められているので、今後も株価が上がりやすく下がりづらい状況が続くことが予想されます。
とはいえ、なかなか株価が上がってきて買いづらいと感じるようにもなってきましたね。
今年は大規模な自社株買い実施中
株主優待について
三菱商事は現在、株主優待制度は実施していません。
ただ隠れ優待として、卓上カレンダーや東洋文庫ミュージアムの招待券、静嘉堂文庫美術館招待券を出している実績があります。
公式で発表されている株主優待ではないので、いつまで続くかはわかりません笑
銘柄②本田技研工業(7267)
さて続いては本田技研工業。
ホンダといえば車やバイクで日本を代表するメーカーですね。
クルマ業界はEVなどで今かなり注目されています。
その流れに続けるかどうかは注目しておく必要があります。
では、株主還元について見ていきましょう!
本田技研工業の配当金について
ではまずは配当金から見ていきましょう!
上と同じく10年前の2013年から2023年を比べてみましょう!
『マネックス証券 銘柄スカウター』より引用
- 2013年の一株あたりの配当金:76円
- 2023年の一株あたりの配当金:120円
10年間で1.6倍くらいまで上がっています。
そして2024年の一株あたり配当金は150円の予想になっています。
ここで2倍くらいの配当金になってくれますね!
三菱商事と比べると見劣りするものがありますが、確実に順調に伸びています。
配当政策としては配当性向を30%を目安に安定した配当を行なっていく方針のようです。
つまり利益(EPS)が伸びれば配当も伸びるということですね。
ただし、何よりもクルマ関連はかなり景気敏感株なので、どうしても安定的に伸ばしていくというのは難しい一面もありました。
なお、2023年9月30日を基準日、10月1日に株式分割が行われます。
3分の1のなるとのことなので、株価も配当金も3分の1になると考えられます。
- 10年間で約1.6倍の配当金
- 2024年は増配予想
- 2023/09/30から株式分割(3分の1)
本田技研工業の自社株買いについて
次の株主還元は自社株買いです。
今年は
- 自社株買いの数は6400万株を上限
- 金額は2000億円を上限
7月末時点では、
- 約1,800万株の自社株買い
- 金額は約765億円分
これだけの自社株買いが完了しています。
ホンダもまだまだ自社株買いの猶予を残していますね。
今年は大規模な自社株買い実施中
株主優待について
最後に株主優待についてです。
まとめると、、
①100株保有でオリジナルカレンダー
②100株を1年以上保有で①に加えて、レースへの招待(抽選式)、Enjoy Hondaへの招待(抽選式)
③100株を3年以上保有で②に加えて事業所見学会への招待(抽選式)、HondaJet見学会への招待(抽選式)
これはホンダ好きな人や乗り物好きな人には嬉しい株主優待ですね!
まとめ
株主還元に積極な銘柄を2つ紹介
- 三菱商事
- 本田技研工業
両銘柄とも増配予想
自社株買いも例年よりも大きな規模で実行中
株主優待による還元も行っている
今回は株主還元を行っている銘柄を2つ紹介しました!
ホントはもっとたくさん紹介したいのですが、どうしても長くなってしまうので少なくなってしまいました。
日本株も米国株も8月に入ってから少し調子が悪くなってきていますが、逆に買い時が訪れる可能性もあるので注目の月だと思っています。
株価が下がってきている時に買い向かうのは勇気が必要なことですが、そういう時に動ける投資家は大きく勝っていくんだと思います。
僕も勇気を出して買い向かいたい。。。
というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにするためにコツコツと資産形成頑張っていきましょう!
ではまた!