というような投資への恐怖がある方や貯金が安心と考える方に向けた記事です。
- 貯金が一番安心じゃない?
- 投資ってやっぱり危なくない?
- 貯金より投資が良いってホント?
というような疑問を解消していきます。
貯金は実は損?
貯金で損している理由|目標インフレ率
貯金はなぜ損なのか?
日本は当然円で貯金をしていると思います。
しかし、日本銀行は年に2%のインフレ率を目指しています。
インフレすると通貨の価値が下がり、貯金をしていると損をするということに繋がります。
当然日本銀行は目標インフレ率2%を達成するために金融政策も行っています。
インフレするとどうなる?
そもそもインフレとは何か?
インフレとは物価が上昇することです。
物の価値が上がるということは、つまり様々なものが値上がるということです。
実際に値上げは生活にも影響を与えていると思います。(値上げは日本のインフレだけではなく為替の影響も多いですが…)
そして、物の価値が上がるということは相対的に通貨の価値が下がるということを意味します。
インフレのせいで貯金が損な理由
まず、上記の理由でインフレすると通貨の価値が下がるということが一つです。
日本はインフレ率が低い方ですが、それ以上に銀行に預けていても金利が低いのです。
普通預金で預けているとメガバンクだと0.001%です。
100万円預けてて、年に10円もらえます。(ここから税金引かれます。)
メガバンクを利用している人は多いと思います。
あおぞら銀行で0.2%で最も高い金利です。
100万円預けてて、年に2000円もらえます。(ここから税金引かれます。)
あおぞら銀行は少しはマシですが、正直ほとんど増えないのが日本の銀行の現状です。
インフレ率2%を目指す以上、0.001%では太刀打ちできません。
貯金で損をしている理由②|機会損失
貯金をしているお金の中には、ただただ銀行口座に眠ったままで放置されいるお金も含まれていると思います。
それなら、そのお金を使ってお金を増やせたら最高だと思いませんか?
お金に働いてもらう機会を逃さないようしましょう!
具体的に何をするか?
投資にお金を回すべき
増えないところにお金を置いておくくらいなら、増えるところに移動させておくほうが良いと思いませんか?
金利が非常に低い銀行預金よりも、インデックス投資をした方が価値を失わずに済みます。
インデックス投資を長期で行うことは、銀行預金よりもよっぽど利益を得ることができると思います。
インデックス投資はどのくらいお金を増やせる?
銀行の金利は0.001%です。
それに対して、S&P500種指数連動の投資信託では投資を始めたタイミングにもよりますが、年利5〜7%程度を期待することができます。(これは長期投資が前提です。)
100万円投資していた場合、無難に見積もって年平均で5万円増える計算です。
銀行預金の5000倍ですね。
これが銀行預金だけでは勿体無い理由です。お金を増やす機会を損失している状態ですね。
インデックス投資の注意点
インデックス投資は預貯金とは異なり、値動きがあります。
1年や2年などの短期間で見ると価値が下がる可能性もあります。
なので資産形成を行うときは必ず長期での運用を心がけるようにしましょう。
少なくとも15年、できれば20年は保有し続けることをお勧めします。
預貯金が損な理由|まとめ
・インフレで物の価値が上がると通貨の価値が下がる
・預貯金では金利が低すぎるためお金が増えない
・銀行の金利よりも投資によってお金が増えるスピードの方が早い
・投資は長期で行えば行うほど安定的にお金を増やせる可能性が上がる。
・預貯金だけではお金は増えず、お金の価値は下がる一方である
今回は貯金だけでお金を増やすことはもちろん、お金を減らす恐れがあるということを解説してきました。
多くのものが値上げもされており、気付かぬうちにだんだんお金の安知は下がってきています。
だからと言ってインフレを止めることはできません。
なので自分の資産を守るためには、投資をすることで資産の価値を減らさないことが大切です。
どんな時代が来ようとも狼狽えないように、一緒にコツコツ投資をして自分の未来を守っていきましょう!
ではまた!!