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【S&P500vs全世界株式】新NISAはこれに決まり!

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新NISAまで後少し…どうしよう…S&P500?全世界株式?どっちがいいの?

これ悩むよね。どっちでもいいとは聞くけどそれはそれでわからなくなるよね。

では今回はその二つの優良インデックスファンド。決める基準というものを提示してみましょうか。

この記事では

  • S&P500のインデックスファンド
  • 全世界株式のインデックスファンド

新NISAではどちらを選べばいいのか?

ということを悩んでいる人に『こう決めるといい』という一つの決め方を紹介します。

もちろん必ずしも正しい決め方ではないですが、一つの決めるきっかけになればいいなと思います。

※投資信託のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オールカントリー)についてと思って読んでいただけるといいと思います。

それではやっていきましょう!

どちらも全世界株式

なんでどっちでもいいんだろう?

それはどちらも米国株だらけであり、どちらも全世界株式だからです。

なぜどちらでもいいのか?

まず最初になぜどちらでもいいのか?という説明を簡単にします。

よく言われるのが、全世界株式も6割が米国株。だから、パフォーマンスはあまり変わらない。ということです。

S&P500が上がれば全世界株も上がるし、S&P500が下がれば全世界株も下がります。

実際にその通りです。

また、もう一つの理由としては米国株は世界中で活躍しているということです。

特にS&P500は大きな企業が集まっている指数なので尚更海外への進出が当然になってきます。

例えば日本でもマクドナルドやコカコーラ、スターバックス、コストコなど米国企業は至る所で活躍しています。

当然日本以外でも同じことが起きています。

こうしたことから全世界株式に投資をしてもS&P500に投資をしても世界中に投資をしているに違いない。ということが言えるわけです。

  • 全世界株式は多くが米国企業
  • 米国企業の多くは世界中で活躍中

パフォーマンスは異なる

しかし、当然パフォーマンスは異なります。

指数の中身の企業が異なるのでそれは当然ですね。

まず、値動きが小さいのは一般的には全世界株式です。

  • S&P500は500社
  • 全世界株式(オール・カントリー)は約3,000社

ここまで分散していた当然値動きは小さくなります。

ただ先ほど言ったように価格の動き方(上がるか下がるか)については同じような動きをしてくでしょう。

下がる時に少し小さく下がるのが全世界株式。S&P500は少し大きめに下がると言った違いです。

では結局どっちがいいのか?

S&P500と全世界株式のどちらを選ぶ?

結局どっちの方がいいの?決め方がわからないよ。

では今の段階での決め方の一つの例を紹介しますね。

バンガードの予測

アメリカのすんごい資産運用会社のバンガードの予測を見ていきましょう。

今後10年間のバンガード社による株式のリターンの予測です。

株式の種類 リターン予測
全米株式 4.2%〜6.2%
米国バリュー株 4.8%〜6.8%
米国グロース株 1.2%〜3.2%
米国大型株 4.2%〜6.2%
米国小型株 4.9%〜6.9%
米国REIT(不動産) 4.6%〜6.6%
全世界(米国を除く) 7.1%〜9.1%
先進国株式(米国除く) 7.0%〜9.0%
新興国株式 6.6%〜8.6%

このようなリターン予測をバンガード社はしています。

全体的に見て米国のリターンは小さくなる傾向がありそうです。

特にこの様子を見ると米国のグロース株がかなり低いリターンになると予測されています。

この予測はバンガード社独自のVCMMという財務シミュレーションツールを用いて計算されています。

一つの資産クラスごとに10,000のシミュレーションをして予測された数字がこの数字ということになります。

もちろんあくまで予測なので確実性はなく、今後予測内容が変化することも考えられます。

ここでは細かい数字はあまり信用する必要はないと思っています。

ただ、米国株よりもその他の国々の株式の方がリターンが大きくなりそうだという予測がされているということが大切です。

今後10年間のバンガード社の予測

  • 米国株のパフォーマンスはその他の国に劣る

結論:結局S&P500?全世界??

バンガードの予測を参考にするのであれば、

  • 米国を除く全世界株式

このようになります。

ただ個人的には米国株を完全に外してしまうというのは少し不安です。

何よりS&P500や全世界株式、長期投資を行うのならどちらを選んでも資産形成としては有効な手段であることは間違いありません。

悩んでどちらもしない、ということだけは避けるようにしましょう。

というわけで僕の結論は

全世界株式(オール・カントリー)への長期投資

まとめ

全世界株式vs米国株式
  • 全世界株式は世界中の3,000社程度にまとめて投資
  • S&P500は世界中で活躍する米国の500社にまとめて投資
  • 全世界株式の方がリスクは小さめ
  • バンガード社の予測では今後10年間は米国株はその他の国のパフォーマンスを下回る
  • バンガード社の予測を参考にするなら米国を除く全世界株式が高いパフォーマンスを期待できる

今回は新NISAを始めるにあたって、米国株か?全世界株式か?

ということで悩んでいる方にとって少しでも決めるきっかけになればいいなと思いました。

繰り返しになりますが、どちらを選んだとしても資産形成に有効な手段であることには変わりないです。

僕は悩むくらいなら全世界株式でいいと思っています。

分散するにしても全部に投資をしてしまう方が理にかなっています。

また、バンガードの予測では米国株を外す方が大きなリターンを得られる結果になっていますが、それに関しては僕はあまりお勧めはしないです。

米国株はやはり世界にとって大きな影響を与えます。

米国株にはやはり資金が集まりやすい状況は続くと考えています。

今回のお話はあくまで決める基準の一例にすぎません。

みなさんが納得する方を選んで長期投資を一緒に頑張っていきましょう!

というわけで今と未来の生活を少しでも豊かにするためにコツコツ資産形成を一緒に頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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