NISA

【デメリット】神制度の新NISAにも欠点がある!?

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新NISAっていいことばっかりだね!

本当にそうだよね。始まって嬉しいよ。

ですが、新NISAにはデメリットもあります。いろんな意見があると思いますが、一つの考え方としてお話ししていきます。

この記事では

  • 新NISAのデメリット

について解説していきたいと思います。

一部は本当にデメリットです。

ですが、考え方として『デメリットとなり得る一面もある』という内容になりますのでご容赦ください。

それではやっていきましょう!

新NISAのデメリット

新NISAにデメリットなんてあるの?

実際にあります。では見ていきましょう。

損益通算ができない

新NISA特有のデメリットです。

損切りなどで損失を出しても利益と相殺して税金を減らすことができません。

こうしたことから塩漬けにして含み損を拡大させてしまう投資家が増えてしまうかもしれません。

損益通算できないことが直接的なデメリットですが、塩漬けて損失を拡大させてしまう可能性があるのは二次災害的なある意味大きなデメリットかもしれません。

そういった意味では長期的な保有でプラスになる可能性が高いインデックス投資が最適解なのかもしれません。

デメリット1:損益通算ができない

円安が進む要因になる

為替は短期的には金利の動きによって決まります。

ですが、実質的に為替の動きを決めているのは通貨の需給です。

円が売られれば円安になるし、円が買われれば円高が進みます。

新NISAでは米国株(S&P500)や全世界株式に積立投資をする人が多いと思います。

成長投資枠でもそうする人は少なくないと思います。

こうした投資信託を購入すると円は内部でドル転されます。海外ETFの場合は自分でドル転します。

つまり円が売られてドルが買われるわけですね。

将来的に取り崩しを行って円に戻すからOKという意見もありますが、それは先の話ですし、今後は投資人口が増えて海外投資の魅力が高まれば円安圧力の方が強くなります。

円に戻す人世代が出てきても、新しく海外に向けて投資をする世代も出てきますからね。

特に新NISAでは長期投資向きの制度になっているので、比較的インデックス投資に向きやすい仕組みになっています。

国内のインデックスに集中投資をする人は少ないと思うので新NISAは特に円安圧力がかかりやすい投資が増えるんじゃないかと思います。

ただ、円安は資産運用している人にとってはそこまでデメリットになりません。

しかし、円安はインフレを進める要因になります。

つまり値上りですね。この円安によるデメリットは次の項目に繋がっていきます。

国内の格差が進む恐れがある

新NISAをする人、しない人では将来の資産に大きな格差が生まれる可能性が高いです。

そもそも新NISAは投資による利益を非課税にする制度で、その非課税にした分は政府にとって税収が減るということを意味します。

これは何らかの形で社会に影響が出ると考えられます。

税金が減ったままだと国から国民への再分配が小さくなります。

経済を刺激する政策も小さくなるかもしれないですね。

それよりも、税金を減らしたままにするとは思えないのが日本という国です。

新NISAで減った分の税金は他のところから取っていく可能性は小さくないと思います。

つまり増税ですね。

もし消費税や所得税、住民税などを増やすとなれば間違いなく我々庶民にとっては苦しい状況になります。(今も地味に上がっていってますが…)

新NISAを利用して資産を増やす人は将来自分を守ることが可能になる人も多いでしょう。

しかし、新NISAやiDeCoなどを利用せず増税などで苦しむことになれば将来自分の生活を守るための資産を蓄えられないかもしれません。

これはあくまでも可能性の話ですが、もしそうなれば、これは新NISAがもたらすデメリットだと言っても過言ではないでしょう。

そして、上の項目でも述べたような円安も投資をしていなければ生活を圧迫しかねません。

投資は自分を守るための手段としても使えるということを理解しておきましょう!

デメリット3:国内で将来的に格差が広がる可能性がある

新NISAは良い制度です。ぜひ利用しましょう!
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まとめ

新NISAのデメリット
  • 損益通算ができない
  • 円安を進める要因になる(インフレによって投資をする人しない人の格差が広がるかも)
  • 国内の格差が広がる(インフレ以外の要因、増税など)

『新NISAを利用しない』ということを選べることがデメリットになる可能性が高い

というわけで新NISAによるデメリットを紹介していきました。

デメリットというよりは新NISAが与える可能性がある影響というテーマに近かったですね。

損益通算ができないというのは間違いなくデメリットなので個別株などリスクの高い商品を積極的に運用しようという方は気をつけてくださいね。

円安の要因は他にもあります。貿易収支や海外への設備投資などもです。

こうしたものも加味すると、現在の日本は長期的に見ると円安へ向かう傾向があると考えられます。

健全な上昇率のインフレは賃金下もに上がれば問題ありません。

しかし、日本ではそこまで賃金が上がることは期待できないと考える人も多いでしょう。

正直中小企業に勤めている場合はそこまで大きな賃金の上昇も期待できないと僕も思います。(僕も中小企業勤めです笑)

今回紹介したように新NISAだけが原因ではないですが、今後格差はどんどん広がっていくことが予想されます。

なので、自分の身を守るためにも資産運用はしっかりしていくことをオススメします。

そこで、新NISAは実際にものすごく良い制度です。

今回の記事はどちらかというと新NISAを利用しないことこそが自分にとっておきなデメリットを生み出す可能性が高いという内容でしたね。

ぜひまだ新NISA口座を開設していない。

証券口座を開設していない。という方は面倒かもしれないですが頑張って口座開設をしていきましょう!(口座開設はやってみると簡単です。)

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というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにするためにコツコツと資産形成を一緒に頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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