ETF

【インフレ】取り残されない為の考え方

moomoo証券
最近値上がりで生活が苦しいよ( ;  ; )
確かにいろんなものが値上がりし続けている感じだよね…
それ以上に給料が上がればいいんですけど、なかなかそうはいかないですよね。

この記事では

  • インフレを加味した株式投資

について解説していきたいと思います!

それではやっていきましょう!

インフレ率に注目

インフレ率って要は値上げ率?
そうですね。2022年のアメリカは8〜9%のインフレ率でした。恐ろしいですね。。

日本のインフレ率

2024年2月のインフレ率は前年比2.8%と少し高めの水準でした。

1月のインフレ率は前年比2.0%だったので、目標達成の水準でした。

今現在高くなっているインフレ率ですが、マイナス金利が解除になり、今後は政策金利の操作の可能性も出てきました。

2%という水準を維持する為に日銀の動きに注目が集まっています。植田総裁の腕の見せ所ですね。

さて、このインフレ率は企業の利益を押し上げますが、家計を圧迫します。

もちろん給料が上がればいいんですけど、インフレ率以上に上がらないという会社も少なくないと思います。

マスコミは賃金が上がっている報道ばかりですが、実態はそこまで良い状況というわけでもないでしょう。

この状況は格差を広げることになります。

インフレ(値上げ)に取り残される人

格差が広がるのはなぜでしょうか?

まず一つ目は

  • 給料が上げられる企業に勤めている
  • 給料がなかなか上がらない企業に勤めている

しっかり利益を上げて社員に還元している会社に勤めて、今後もそれが維持ができるのであれば良い会社です。

それだけでもインフレに取り残されるということはあまりないと思います。

もちろん自営業の方でもうまく値上げができていたりすると取り残されずに済むでしょう。

二つ目は

  • 浪費が激しい
  • 預貯金しかしていない
  • 投資をしている

これですね。

この中でインフレに取り残されないのは投資をしている人だけです。

浪費が激しいのはインフレじゃなくても危ういですね笑

預貯金しかしていないのはインフレ時代には危険です。

なぜなら、物価が上がっているのは物の価値が上がっているわけではなく、通貨の価値が下がっている。とも言えるわけです。

つまり日本円の価値が下がっている中で、日本円で預金をしていても損をしてしまいます。

例えば1,000万円の預金があり、インフレ率は2%と仮定します。

  • 1年後には1,000万円は980万円の価値に
  • 2年後には961万円
  • 3年後には942万円
  • 4年後には923万円
  • 5年後には905万円
  • 10年後には820万円

このように価値が下がっていきます。

ここで注意しなければならないのは預金通帳の1,000万円という数字が減るわけではないので価値が下がっているということに対して実感が湧きづらいことです。

しかし、確実に価値は下がっていきます。

一方で、投資をするとインフレで稼ぐ企業に乗っかることができます。

インフレに取り残される人

  • インフレ率以上の昇給がなく、投資をしていない人

インフレに取り残されそうな人がインフレに取り残されないようにするには

  • 転職をする
  • 投資をする

という方法があります。

個人的に転職は非常に手っ取り早いですが、『億劫だ』、『そんな良い企業に入れない』、『今の会社が嫌いじゃない』という人もいると思います。

というわけで、投資で解決していく方法を解説します。

投資でインフレに打ち勝つ

投資でインフレに勝つって?
要はインフレ率以上にお金を増やせば良いんです。

インデックス投資

このブログを読んでくれている人は『またこれか』という感じでしょうが、やはりインデックス投資は素晴らしいです。

まず、全世界株式や米国株の過去の成績は年率7〜10%程度のリターンを叩きだしてきました。(※切り取る期間によって異なります)

インフレ率が2%だと考えると5〜8%の実質リターンを期待できるわけです。

預金だと減っていくお金がインデックス投資によって、インフレ率を加味しても増やすことが可能ということです。

ただし、これには条件があって長期投資を行う必要があるということです。

基本的には20年以上、最低でも15年は見ておく必要があります。

初めての投資

投資するならまずはコレ!

↑具体的にはこの記事で解説しています。

増配株

増配株というのは配当金が年々増えていく銘柄のことです。

高配当株でもインフレに勝つことはできます。

ただ、配当が維持されること(減配がないこと)が条件になります。

なので、個人的には高配当よりも増配していくということの方が重要だと考えています。

保有株が増配するというのは収入が増えるということです。

つまり、給料アップと同じわけです。

最初に言ったようにインフレ率以上に給料が上がればインフレは家計を圧迫しません。

では、インフレ率以上に増配してくれれば問題ないわけです。

そんな増配銘柄をたくさん保有する。そういう投資方法もインフレに打ち勝つ為の手段と言えます。

基本的には増配株も配当金を増やす必要があるので、インデックス投資と同様に長期保有が前提です。

特にETFや投資信託の運用ではほったらかしで運用ができるので非常に楽ですね。

まとめ

インフレに打ち勝つ投資

インフレは通貨の価値が下がること

インフレによって預貯金の価値が下がっていく

通帳の金額は変わらないから実感が湧きづらい

対策①:優良な企業への転職

対策②:インデックス投資or増配銘柄への投資

というわけで、今回はインフレ対策として投資をメインにお話ししてきました。

僕も転職という手段で給料を上げれば良いのかもしれませんが、今の会社は休みも多くて残業もあまり無く、有給も取りやすいのでなかなか抜け出せなくなってしまいました笑

その結果、『安月給サラリーマン』なわけです笑

今ももちろん安月給で働いているわけで、このままの昇給では多分インフレに負けてしまうんじゃないかなと思っています。

ですが、投資をしているおかげであまりその心配はなくなるくらいまで資産は増えてきました。

最近では僕も今回紹介したように増配株とインデックス投資を中心に投資を進めています。

僕の投資歴は2020年の1月に積立NISAを始めて4年ちょっとです。

まだまだ短いし、長期投資と言えるほど長く投資をしていません。

これから何度か暴落を経験することもあると思います。

しかし、それでも株式市場から逃げ出さないように知識をもっとつけて資産形成を頑張っていきたいと思います。

このブログを読んで株式投資に対して少しでも強い自信を持ってもらえたら嬉しく思います。

というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにする為にコツコツと資産形成頑張っていきましょう!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
マネックス証券

カテゴリー

こちらの記事もおすすめ