この記事では
すでに募集は始まっていますが、2024年5月8日から新しく出る投資信託について解説します。
- SBIから新たな高配当投資信託!
についてです!
それではやっていきましょう!
ちなみにSBIから出た高配当投資信託の一部も過去に紹介しています。
日本の高配当株投資信託
米国の高配当株投資信託
SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型)
(愛称:SBI日本シリーズ – J-REIT(分配))
とその前に、REITとは具体的に何?という方は下のリンクで解説しています。
REITとは?
SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型)
J-REIT25銘柄に分散投資する方針です。
一つのJ-REITで複数の不動産が含まれているので、25銘柄のJ-REITとなるとかなり多くの不動産へ分散投資をすることになります。
つまり、この投資信託を購入するだけで正直不動産への投資は十分とも言えるくらい分散になるわけです。
なにもわざわざよくわからないクラウドファンディングに登録して投資をする必要はないわけです。
なので、これに投資をすれば不動産投資は完了!
と言いたいところですが、中身を知ることは大切です。
分配利回りや手数料などについて紹介します。
信託報酬(手数料)
まず、信託報酬の前に、
- 購入時手数料
- 信託財産留保額
この二つはかかりません。
ただ、当然ですが信託報酬はかかります。
信託報酬
- 年間0.099%(税込)
これめちゃくちゃ安いです。
ウェルスアドバイザー社によると
- J-REITのアクティブファンドの最安の信託報酬は0.3025%
- J-REITのインデックスファンドの最安の信託報酬は0.187%
- J-REIT全体の平均の信託報酬は0.914%
これを見ても0.1%を切っている信託報酬は衝撃的に安いと言えます。
分配利回り
REITは前回も解説したように分配金について非常に有利な運用ができます。
ではこの『SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型)』はどのくらいの分配利回りなのでしょうか?
運用は2024年5月8日からなのであくまでも想定利回りになります。
- (想定)分配利回り:4.44%
- 分配月:2月、5月、8月、11月
※2024年4月9日の価格に基づいた想定です。
ただし、個人的には価格の上昇や増配はそれほど期待できないのではないかなと思っています。
分配金を増やしたい場合は買い増しや再投資で増やしていくことになりますね。
構成銘柄
中身は25銘柄を想定。
これだけあるとオフィス型やホテル型や総合型など様々な種類のREITを運用することになります。
これだけあればかなり分散が効いている不動産投資ができると思います。
こんな感じで綺麗に分散されています。(予定ポートフォリオ)
銘柄の選定
まずファンドの特色としては
『分配金利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターン の追求を目指します。』
とあります。
では銘柄の選定基準はどんな感じなのでしょうか?
簡単にまとめると
- 時価総額が高めの銘柄(流動制の確保)
- 平均以上の利回りの確保
- 上記二つの条件を鑑みて配分を決定(均等加重ではない)
こんな感じです。
もっと簡単に言うと『時価総額と分配利回りが高めの銘柄にうまいことバランス取って投資していくよ』っていうものですね。
まとめ
- SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型)が2024年5月8日から運用開始
- J-REITにまとめて投資ができる投資信託
- 信託報酬は0.099%
- 分配金はJ-REITの平均以上になるように運用
- 分配金は2、5、8、11月にもらえる
- 投資する銘柄はJ-REIT25銘柄程度
- さまざまな不動産に分散している
今回は前回に引き続きREITについての記事でした。
正直、J-REITに投資するのであれば、一つのJ-REITに投資をするよりもこの投資信託に投資をする方が手数料も低くて良いと思いました。
REITへの投資をしたい場合にはオススメできる投資信託になるような気がしています。
ただ、前回書いたようにあくまでも分散として持つくらいで良いとは思っています。
僕は個人的には投資をするものとしては株式を最も推しています。
そして年齢に応じて、REITや金、債券などに広く分散をしていけばいいのではないかなと思っています。
とはいえ、このREITの分配利回りは魅力的ですね笑
僕も将来的に不動産への投資は一つの選択肢として持って置こうと思います。
というわけで、今と将来の生活を少しでも豊かにするために一緒にコツコツと資産形成頑張っていきましょう!
ではまた!