この記事では
- 10月の新NISAでの購入銘柄
- 毎月配当企画
について紹介していきたいと思います。
それではやっていきましょう!
まずは前回までのまとめ
【新NISA】10月購入銘柄
つみたて投資枠
積立投資枠は引き続き
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
に投資を続けています。
米国市場は堅調に推移しており順調に資産額は増えています。
しかし、今ではS&P500はバフェット指数やシラーPERなどを見てもかなり割高な水準になっています。
為替も含めてなかなか高いと個人的には思います。
また、ゴールドマンサックスも今後10年間のリターンは非常に小さくなるだろうという予測をしています。
ですが、過去のデータは未来を保証するものではありません。
とはいえ、高い時も購入し続け、安い時も購入し続けることで平均をしっかり取っていくことがドルコスト平均法の基本です。
なので当然このまま積立は続けますし、暴落がきたとしても積立を止めることはありません。
見ているのは10年、20年先の未来です。
みなさんも自分の信念を曲げずに強い心で続けていきましょう。
成長投資枠
成長投資枠はほぼ投資信託やETFの購入で終わりました。
最近は高配当投資をNISAでしたい!
と思ってもわざわざ個別株で行う必要性が小さくなってきました。
というのも良質な高配当ETFや投資信託が多くなってきたからです。
もちろんNISAで効率的なのは高配当よりも再投資型のインデックス投信です。
高配当株は『高配当投資で配当金をもらうことで投資を続けるための糧になる』という考えの方にのみ向いているかなと思っています。
SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド(年4回決算型)
これは米国高配当株ETFのVYMに投資をする投資信託です。
S&P500と違ってテクノロジー株への投資はほぼできません。
配当利回りが小さいからです。
しかし、逆に言うと今後いわゆるAIバブルが崩壊。なんてことになった時は多少耐えうる力はあるかもしれません。
まぁ現在がバブルなのかもわかりませんが笑
どちらにせよ、増配傾向のある優良高配当ETFなので長期投資をするのは悪くないと思います。
Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)
日経平均の高配当な50銘柄にまとめて投資ができる投資信託です。
奇数月分配ということで年6回の分配金がもらえます。
注意点としては奇数月の30日に権利確定という形なので入金は実質的に偶数月の月初めになるという場合もあります。
そこまで気にすることではないとは思いますけどね。
こちらも増配傾向にあります。
ただ堅実な増配というわけにはいかなくて、最近では2020年のコロナショックや2022年の米国株が弱かった年には減配しています。
※1489の同様の指数に連動するETFの分配金成績を元にしています。
とはいえ、長く持つことで増配は期待できる投資信託だと思っています。
ちなみに9月末の権利確定で設定後初めて分配金が出ました。
iシェアーズ 米国連続増配株ETF(2014)
こちらは米国の連続増配株に投資をするETFのDGROに投資をするETFです。
まだ設定から時間が経っていないため、分配金は少なめです。
上のリンクの記事に詳しく書いてあります。
5年以上連続増配している銘柄に投資をETFなので今後も増配する可能性は非常に高いです。
ですが、高配当というほど高い配当利回りではないので今すぐ大きな配当金が欲しいと考えている人には向いていないETFです。
しかし長い目で見ると将来的には少ない元本で大きな分配金を得られるようになると思います。
SBIホールディングス(8473)
今回唯一購入した個別株です。
配当利回りが高くて非常に魅力的な銘柄です。
今年新NISAが始まって注目を浴びていましたが、最近は下落傾向です。
ただ、個人的にはまだ新NISAも始まったばかりで、今後は若い世代を中心に投資に興味を持つ人は多くなってくると思います。
長期的に見ると投資は当たり前の時代になるのではないかなと考えていて、値上がり益も狙っていける銘柄の一つだと思います。
毎月配当企画
僕は3つの投資信託を利用して毎月配当を作っています。
- SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
- SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
着実に分配予定金額は増えています。
大体ですが、月に2000円の分配金はもらえる予定です。
ただ、簡単に毎月配当を作ることができるということで投資信託を利用していますが、今回はこの方法には注意点があることだけ伝えておきます。
それは、利用してるのがETFではなく『投資信託』であるということです。
ETFには決まり事として
- 配当金からしか分配金を出してはいけない
というものがあります。つまり値上がり益はそのままETF自体の価格として反映されるというわけです。
しかし投資信託は
- 売却益からも分配金が出せる
というふうに運用の自由度が高いものです。
高配当投資信託は安定した分配金にニーズがあると考えられている場合が多く、多少基準価額を減らしてでも安定した分配金を放出する可能性が高いです。
つまりタコ足配当を行うということです。
これは長期的な運用にとってはあまり良いものではありません。
購入したタイミング(高めの基準価額のタイミング)によっては『投資したお金を払い戻されているだけ』になるからです。
なので本当はこうしたアクティブな高配当投資信託は暴落時に購入するのが正解だと思います。
とはいえ、SBIの高配当投資信託は半導体銘柄なども含めているようなので今後どういう運用をしていくのかはわかりませんが…
僕としてもそろそろ購入タイミングを考えながら投資をしていきたいと思います。
まとめ
つみたて投資枠
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
成長投資枠
- SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド(年4回決算型)
- Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)
- iシェアーズ 米国連続増配株ETF(2014)
- SBIホールディングス(8473)
毎月配当
月2000円の分配金はおそらく確保
タコ足配当には注意!
今回の新NISA10月購入銘柄は投資信託やETFへの投資が中心でした。
実際のところ投資枠がほとんど残っていないので購入しているのはそれぞれごくわずかです。
おそらく11月の購入で今年の成長投資枠は使い切ると思います。
来年のNISA枠の使い方はまだ決めていませんが、方針は変えないと思います。
もしかしたらiシェアーズ米国連続増配株ETF(2014)のような増配銘柄への投資が多くなるかもしれません。
理想は国内ETFで累進高配当株指数や連続増配株指数に連動する手数料低めの投資商品が出てくれたらいいなと思っています。
また、毎月配当企画についてはある程度下落待ちをしたりすると思うのでペースは変わるかもしれません。
しかし、逆に言うと暴落がきたら大きく買う可能性もあるので今後も動向をお楽しみに!
というわけで今と将来の生活を少しでも豊かにするために一緒にコツコツと資産形成を頑張っていきましょう!
ではまた!