投資初心者向け

投資にはいくらまで回してOK?

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ある程度貯金が貯まったぞ!!
貯金はできたけどどのくらいの金額を投資しようか?
なるほど!では投資するべき金額の簡単な基準を紹介しつつ、リスク許容度についてお話ししていきましょう!

この記事は『投資する時どのくらい貯金を残しておいた方がいいの?』『どのくらいお金を残せば自分が投資のリスクに耐えられるかわからない』というようなことを考えておられる方に向けた記事になります。

  • 貯金はどのくらい必要?
  • 投資のリスクに耐えるには?
  • リスク許容度って?

という疑問に答えていきたいと思います。

 

リスク許容度

さて、皆さんはどのくらいまでなら損しても構わないですか?
え、損なんかしたくないよ( ;∀;)
でも、投資だし損もするよな…

投資をするにあたって短期的に損をすることはある程度覚悟しておく必要があります。

そこで、投資をするにあたって損失はどのくらいまで耐えることができるか?

これを『リスク許容度』と言います。

このリスク許容度は人それぞれ異なります。

 

生活防衛資金

リスク許容度の基準となるものの一つとして生活防衛資金というものがあります。

これは3か月から6か月程度生活ができる資金のことです。

自営業の場合は6か月から1年程生活できる分のお金があるといいかもしれません。

例えば生活に必要なお金(生活防衛資金)を超える貯蓄は最悪減ってしまってもいいと考えます。

このようにここまでならお金が減ったり無くなっても大丈夫!というのがリスク許容度です。

もちろん生活防衛資金は3か月分や6か月分では不安!3年分は持っておきたい!という方もいると思いますし、急な出費があるかもしれないから生活防衛資金+100万円は持っておきたいと考える方もいると思います。

投資をするにあたって、どのような場合であってもとにかく生活防衛資金は必ず持っておくことが大切です。

 

年齢による投資と現金の割合

年齢によって投資をするべき金額は変わってきます。

例えば60代や70代は長期投資ができる可能性も低く、リスクを大きく取るべきではないのに、全財産の8割を投資に回していても意味がありません。

逆に20代の若者はせっかく長期投資で大きく資産を拡大できるかもしれないのに、9割以上現金で持っていてももったいないですね。

そこで、年代別の投資の割合で、このくらいでいいんじゃない?という割合をご紹介

年代 現金の割合 投資の割合
20代 20% 80%
30代 30% 70%
40代 40% 60%
50代 50% 50%
60代 60% 40%

 

こんな感じで年代によって投資話の割合をコントロールしていく方法もあります。

非常にシンプルでわかりやすい方法だと思います。

とはいえ、もちろん生活防衛資金は確保してからの話です!

 

私の場合のリスク許容度

みんなはどのくらいのお金を残しているのかな?
では、参考になるかはわかりませんが、私の場合を紹介していきましょう。

投資を始めた時の貯金額

私が投資を始めたときは貯金額が大体200万円を超えたタイミングでした。

生活防衛資金が100万円(15×半年分+α)くらいと私は田舎暮らしで車が通勤などのにも必要で必需品でした。

なので、車に何かあった場合など急に出費に備えてもう100万円ほど貯蓄をしました。

その合計200万円を超えている分の貯蓄で投資を始めました。

つまり、私にとっては貯金額200万円を超えた部分がリスク許容度と考えました。

 

最初は探りながら…

最初は積立NISAから始めました。

年間40万円の枠はフルで使いました。

しかし、それでも資金に少し余裕はありましたが、それ以上の投資はしませんでした。

なぜなら、損をすることが怖かったから。

当時の私は20代です。もっとリスクを取っても良かったと今となっては思います。

しかし、自分のリスク許容度がはっきりわからない状態ではあまり一気に投資をするということをお勧めしません。

 

自分のリスク許容度がわからないと…

自分のリスク許容度を理解していないまま、一気に投資をしてしまうと、いざ損をした時メンタルが耐えきれずに市場から退場してしまうかもしれません。

それはとてももったいないことです。

市場から退場するということは何倍にもなっていたはずの資産が円安やインフレで資産が目減していくかもしれません。(もちろん投資をすることで損をする可能性もありますが…)

とにかく、自分のリスク許容度を理解するということはチャンスを逃さないために大切なことなのです。

そして、リスク許容度を理解するには少しずつ投資額を増やしていくことが最も良いと思います。

最終的に貯金額がこの金額を切りたくないなと思った額がリスク許容度です。

 

最終的に行きついたリスク許容度

最終的に今の30代では300万円の現金を切らないように投資をしています。

状況によっては現金比率を高めることもありますが、現金比率を下げるということはまだ経験がありません。

人それぞれこのくらいのお金が手元にあれば安心!という金額は必ずあります。

その金額を見つけて無理のない投資をしていきましょう!

 

投資はいくらまで?|まとめ

投資とリスク許容度

・投資をするときは生活防衛資金を必ず用意しておく

・自分のリスク許容度知ることが大切

・年齢によって投資と現金の比率を変えていくという方法もある

・リスク許容度を理解せずに投資をすると後悔する可能性が高い

・リスク許容度を知るために最初は積立投資から始めて投資に慣れていくことがおすすめ

・ちなみに私は300万円程度を常に現金で持っています。(資産の30%くらい)

 

今回はリスク許容度と生活防衛資金についてお話ししました。

リスク許容度は人によって大きく異なるので、一概にこれだけの金額までなら投資に回していいよ!ということは言えません。

なので、自分が納得できる金額を現金で持っていればそれでいいかなとも思います笑

むしろ、現金だけを保有していて投資をしていないということの方がリスクだと私は考えていますので、ほんの少しでもいいから投資をしていくことをオススメします!

将来の自分を守るためにもコツコツと一緒に投資を頑張っていきましょう!

ではまた!

 

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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