この記事では
- 資産100億越えの個人投資家テスタさんの思考法
について紹介していきたいと思います。
それではやっていきましょう!
投資は〇〇ゲーム
まずはテスタさんを知らない人のために簡単に紹介します。
個人投資家のテスタとはどんな人物?
テスタさんは元々はデイトレーダーで大きな資産を築き上げました。
2023年ごろに資産が100億円を越えたそうです。
投資家になる前はパチンコ・スロットで生計を立てていたいわゆるパチプロでした。
そのときからデータ分析が得意で生計を立てることができていたそうです。
その後デイトレードでお金を増やしましたが、資産額が大きくなるとテクニカル分析によるデイトレードだけでは厳しくなり、ファンダメンタル分析なども行うようになりました。
中長期の投資も今では行っています。
そして配当株投資もしていますし、最近ではインデックス投資も始めています。(元々インデックス投資否定派)
投資は〇〇ゲーム
テスタさんは投資について連想ゲームをしていくことが重要だと言っています。
例えば
- 夏→暑い→アイスが売れる
- 訪日外国人の増加→ホテルや観光業の需要が高まる
- ゲリラ豪雨が増える→水害対策が注目される
こんな感じです。
しかし、これは多くの人が思いつく部分です。
つまり、こういうことはすぐに株価に織り込まれてしまいます。
その結果、自分がそれを狙って株を買った時にはもう遅かった。なんてことが多いです。
ではどうすればいいのでしょうか?
それはもっと連想をすればいいということです。
- 夏→暑い→アイスが売れる→アイスを保管する冷凍設備が売れる
- 訪日外国人の増加→ホテルの需要が高まる→シーツなどをクリーニングする業者が儲かる
- ゲリラ豪雨が増える→水害対策が注目される→耐水のインフラが需要増→防水コーティング技術を持つ企業や素材を扱うメーカーが儲かる
これは例なので正しいかどうかは分かりません。
どちらにせよ、いくつも連想を重ねることでそれに対して同じ考えを持って株を買う人は少なくなっていきます。
とは言っても、連想をする前に何をスタートに連想すればいいかわからないという人もいるかもしれません。
基本的には今起こっていることや、今の環境、ブームなどから連想をしていけばいいでしょう。
そこで参考になるものを紹介します。
テーマ株から考える
いわゆるトレンドを追っている株ですね。
ブームとして捉えられていることが多いので既に株価は上がっている場合も少なくないです。
しかし、この『テーマ株が人気化することによって波及して人気が出る株もあるはず』ということです。
そのテーマ株を簡単に知ることができるものとして、
- SBI証券にログイン→国内株式→テーマ株→今月のテーマをチェック
- 株探→右上のメニュー→人気テーマ
こんなものがあります。
株探に関しては登録をする必要もないのでSBI証券以外の証券会社を利用している人でも見やすいと思います。
SBIの5月のテーマとしては
- 万博
- カジノ関連
- 再生医療
- ゲーム関連
- ホテル
などがあります。
カジノにしてもホテルにしても万博が関連している印象があるので、この時点で少し連想ゲームが始まっているようにも思いますね。
こうしたものを起点に連想していけば何か良い銘柄に出会える可能性があります。
まだ気づかれていない銘柄に出会えるかもしれないと思うと夢がありますね!
例えばゲーム関連で言うと、最近ニンテンドースイッチ2が2025年6月に発売されることになりました。
これが発売されて人気かすると任天堂は株価を上げると思います。
そしてそのゲームソフトが売れればその発売元も株価を押し上げるでしょう。
他に連想するとなると…?
- ゲーム以外に質の良い液晶や周辺機器を求めて家電量販店の売上が高まるかもしれません
- ゲームする時間が増えるので座りごごちの良い椅子が売れるかもしれません
- ゲーム実況などの動画配信が盛り上がるかもしれません
- 動画配信が盛り上がれば動画編集ソフトがよく売れるかもしれません
- コロナ禍では半導体不足も相まって半導体関連も伸びました
僕がすぐに思いつく分だけでもこれくらいはあります。
さらに深く考えればもっと思いつくことができるでしょう。
まとめ
- 個人投資家テスタ:資産100億越えの個人投資家
- 投資は連想ゲーム
- 深く連想すればするほど他の人が気づかない銘柄に辿りつくことができる
- 個人的には連想の起点はテーマ株でOK
- テーマ株の見つけ方はSBI証券や株探から
今回は投資は連想ゲームということでテスタさんが紹介していた方法を紹介したという形になりました。
投資信託やETFでもテーマ株へ投資をするという商品はあります。
しかし、それはあくまでも目立ったテーマへの投資です。
そして、そういった投資信託やETFが販売される頃にはすでに株価は大きく上昇しているという場合が多いです。
つまり手遅れということです。
個人投資家は機関投資家には取引のスピード面で勝つことは難しいと思います。
そこで、連想ゲームで深掘りをしていくということですね。
これはまだまだ気づかれていない銘柄見つけ出す手法ということになります。
当然、思いついた分野の銘柄が自分が思い描いたストーリー通りに上昇するとは限りませんが、資産の一部をこうした投資に回すとうまくいけば資産形成のスピードがグッと上がるかもしれません。
少しギャンブル的な要素を感じるかもしれませんが、この連想ゲームはその要素を減らすための手法とも言えます。
個人的にはこうした銘柄選別の方法は良い考え方だと思いますし、試してみる価値はあると思います。
なにより初心者でもやりやすいシンプルな思考法です。
個別株をしている人やチャレンジしてみたいという人は一度試してみても良いかもしれませんね。
※投資を煽っているわけではありません。
というわけで今と将来の生活を少しでも豊かにするために一緒にコツコツと資産形成を頑張っていきましょう!
ではまた!