投資全般

投資で資産倍増計画!

チャート
moomoo証券

積立投資ってどのくらいお金が増えるの?

最初は元本が少ないから増えるのに時間がかかるよね
投資するものによって利率も違いますしね。では色々な商品でシミュレーションをしてみましょう。

この記事では

  • 元本が2倍になるまでどのくらいかかる?
  • 商品ごとの積立投資での増え方は?

などの疑問に答えていきたいと思います。

元本が2倍になるまで

年数%じゃなかなか増える気がしないよね

ではまずは元本が2倍になるまでの計算を紹介します!

72の法則

まずは72の法則と呼ばれるものです。

これは一括投資をしたときに使われるものです。

72÷年利=元本が2倍になるまでの年数

実際に投資は毎年同じ年利で動くわけではないので正確ではありませんが、参考にはなります。

昔からあるS&P500などの指数は年に平均◯%伸びているというようなデータはあるので、そうしたものを参考に計算するといいでしょう。

シミュレーションをしながら後述します。

126の法則

次に126の法則と呼ばれるものです。

これは積立投資をしたときに使われるものです。

126÷年利=元本が2倍になるまでの年数

こちらもシミュレーションを後ほどしていきます。

他にも…

積立投資で使える法則を紹介します。

  • 76の法則
  • 190の法則

76÷年利=元本が1.5倍になるまでの年数

190÷年利=元本が3倍になるまでの年数

などといったものもあります。

では、実際に投資をしたときのシミュレーションをしていきましょう。

投資シミュレーション

最初は元本が少ないから増えるのに時間がかかるよね
投資するものによって利率も違いますしね。では色々な商品でシミュレーションをしてみましょう。

S&P500(1957年〜2022年)の場合

1957年から2022年の平均リターンで年利10.7%です。

一括投資で資産を2倍にするには

72÷10.7=約6.7年(6年8ヶ月半程度)

積立投資で資産を2倍にするには

126÷10.7=約11.8年(11年8ヶ月半程度)

切り取る期間が違うと資産が増える時間も大きく変わります。

1982年〜2022年の平均リターンは年利約6%です。

一括投資で資産を2倍にするには

72÷6=12年

積立投資で資産を2倍にするには

126÷6=21年

同じS&P500への投資をしたとしても2倍くらい時間がかかってしまいます。

タイミング投資はダメと言われますが、ある程度割安の時に買うということは個人的には大切なことだと思っています。

全世界株式(1988年〜2021年)の場合

この33年間のうちで30年間投資をした時を想定します。

30年間の平均リターンは年利約7%です。

一括投資で資産を2倍にするには

72÷7=約10.3年(10年3カ月半程度)

積立投資で資産を2倍にするには

126÷7=18年

高配当株(4%)の場合

高配当と呼ばれる配当利回り4%で計算します。

また、配当金を貰うたびに課税されるので20%の税金を加味します。

つまり実質リターンは配当利回り3.2%です。(配当4%×税金20%)

高配当株の年平均リターンを3.2%とします。

一括投資で資産を2倍にするには

72÷3.2=22.5年(22年6カ月)

積立投資で資産を2倍にするには

126÷3.2=約39.4年(39年5カ月程度)

高配当株で4%はそれなりに狙っていけないと取れません。

ですが、資産を2倍にするのはかなり時間がかかりそうです。

とは言ってもこれは値上がり益を入れていないので、一部の優良株ならもっと早く結果を出すことも不可能ではなさそうです。

ここまで見ると、やはり優良インデックス投資が資産形成に向いていると言われる理由がわかりますね。

インデックス投資は分散も効いていて、結果も出す。

やはりインデックス投資に勝つことは難しいと感じます。

ただし、インデックス投資は過去の成績が良かったことは間違い無いですが、それが未来を保証するものでは無いので要注意です。

銀行預金の場合(メガバンク)

現在のメガバンクで預金をした場合を考えてみましょう。

現在、メガバンクの普通預金の金利は0.001%です。

一括投資で資産を2倍にするには

72÷0.001=72000年

積立投資で資産を2倍にするには

126÷0.001=126000年

一括投資でも7万2000年かかります笑

人生1000周しないと資産が2倍になりません。

銀行預金の金利ではお金が増えないことがわかります。

日本は金利が上がる気配もないので、お金を銀行で眠らせておくのは非常にもったいないですね。

まとめ

資産はこのくらいのペースで増えていく

・72の法則は一括投資で資産が2倍になるまでの期間がわかる

・126の法則は積立投資で資産が2倍になるまでの期間がわかる

・76の法則は積立投資で資産が1.5倍になるまでの期間がわかる

・190の法則は積立投資で資産が3倍になるまでの期間がわかる

・米国株投資でも投資をしている時期によって平均年利が変わる

・全世界株式と米国株式のリターンにそこまで大きな差はない

・過去のデータを見ると高配当株投資よりもインデックス投資の方が効率良く資産を増やすことができる

・銀行預金で資産を2倍にしようと考えると最低でも7万2000年かかる

今回は資産が増えるまでの期間についてお話をしました。

投資をするにあたって目標にどのくらいで届くかがわかるとモチベーションにもつながると思います。チャート

また、同時に銀行預金ではお金を増やすのはほぼ不可能だということもわかりました。

もし眠っているお金があるのであれば資産運用しておく方が将来の備えにもなります。

ただし、100%お金が増えるということではないのでリスク許容度の範囲内での投資であることが大切です。

時間はかかりますが、コツコツと投資をしてこの先の人生に余裕を持てるようにしたいですね!

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
マネックス証券

カテゴリー

こちらの記事もおすすめ