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2023年!これからの株式市場は??

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moomoo証券
2022年もついに終わったね!
株式市場にとってはつらい一年間だったよね。
本当に不調な一年でした。今回は2023年はどうなっていくのか一緒に考えていきましょう。

この記事では、

2023年はどんな年になるのか?ということについて、素人ながら予想していきます。

主に米国の市場について予想していきます。

暇つぶしがてら見ていっていただけると嬉しいです。

2023年の株式市場

2023年も米国株は不調なのかな?
どうなるかは誰にもわかりません。なので、一つの可能性として予測していきましょう!

金利による株式市場の予想

株式市場は政策金利に大きく影響を受けます。

基本的には利上げされると株価は下がり、

利下げされると株価は上がります。

金利が維持されているときは景気が安定しているということなので、株価は緩やかに上がっていくことが予想されます。

それでは、市場参加者はこれからの米国の政策金利はどのように上げられると予想しているのでしょうか。

  • 2月…+0.25%
  • 3月…+0.25%
  • 5月〜11月…0%(金利を維持)
  • 12月…−0.25%

ただし、5月は0.25%上昇の可能性は捨てきれない。

というのが市場参加者の大まかな予想です。

ちなみに2022年末時点では4.25%-4.50%でした。

つまり利上げは2023年の前半で終えるという予想がされているわけです。

そして、12月には利下げが来ると考えているようです。

金利がこれ以上上がらない!と考えると株価は上昇します。

とはいえ、まだ曖昧な予想なので、株価には織り込まれていません。

予想通りに行くと仮定した場合、2023年の米国株は上昇すると考えられます。

利上げが終わる理由

そもそも利上げが終わる根拠は?ということにも触れておきます。

まず、利上げが始まったのは急激なインフレが原因です。

金利を上げてお金を借りづらくして、消費を抑え(物が売れなくなり)、物価上昇(インフレ)を抑える。

という流れを作るための利上げです。

そして、2022年後半ごろから様々な指標からインフレが抑えられてきている状況が見えてきました。

とはいえ、利上げによるインフレ抑制の効果が現れるまでにはタイムラグがあります。

なので、インフレが収まりきるまで利上げを行い続けていると引き締めすぎてしまう可能性が出てきます。

そこで、ある程度の確信を持ってインフレが収まってきたというデータが現れた時点で利上げを止めます。

それからは金利を維持です。

利上げが終わるという予想がされているのはインフレが収まってきているデータが既に見えてきているからです。

為替の問題

利上げのストップ、利下げが見えてくるとドル安が始まると考えられます。

お金は金利の低いところから金利の高いところへ動く傾向があるからです。

2022年12月後半に日銀が実質的な利上げを行いました。

米国は利上げのストップ、利下げまで少しづつ予想され始めました。

つまり、2023年は円高ドル安になる可能性の方が圧倒的に高いと考えられます。

そうなると、ドル建てである米国株を買うときは安く買うことができますが、売るのも安くなってしまいます。

  • これからは円高ドル安の流れになると考えられる
  • 日本円でみるとドル資産(米国株など)の価値が下がる

利下げが行われるとき(景気後退)

利下げが行われるときはどういうときでしょうか?

利下げを行うことは消費を増やしたいということに繋がります。

景気が悪いから利下げを行って消費を促すのです。

今回それが想定されているのは景気後退です。

12月に利下げが行われるという予想。

つまり市場参加者は2023年末ごろに景気後退がくるのではないか?

という予想をしているわけですね。

実際に景気後退がくると…

  • 金利が下げられドル安
  • 業績不振で株価は下落

→株安ドル安(円高)

これは保有している資産の価値は下がりますが、買い場が来るとも言えますね。

結論:2023年予想のまとめ!

やっぱり金利は重要なんだね。
金利は大きな影響を与えます。特にインデックス投資など市場全体へ投資をする場合はより重要になります。

2023年、個人的な予想

まず市場参加者の政策金利の予想は簡単に外れます。

2022年の頭、政策金利は1%まで引き上げられる。という予想をしていましたが、4%以上になりました。

とはいえ、私も今年中に利上げが止まる可能性は非常に高いと考えています。

ただ、その利上げ停止の時期にずれは生じる可能性はあります。

利上げ停止、そして金利維持の間は株価は上がり続けると考えられます。

しかし、利下げに転じるときは景気が悪くなってきているということが考えられるので、株価は下がり始めると思います。

しかも金利が下げられることでドル安も同時に来る可能性が高いです。

つまり、株安ドル安となると考えています。

インフレ抑止→利上げ停止&金利維持→株価上昇→高い金利維持による景気後退→株価下落→利下げ→ドル安→景気回復→株価上昇

2023年に起こり得るのは景気後退までだと思います。

景気後退は2024年ごろになる可能性も捨てることはできません。

どちらにせよこうした流れで動くと考えられますので、今年の後半から来年にかけて絶好の買い場が訪れるかもしれません。

ちなみに今も株価が上がる前です。

なのでそれなりの買い場だと考えています。

その頃に新NISAも使えるタイミングかもしれないので準備をしっかり行っておきましょう!

ちなみに

有名な運用会社バンガードやブラックロックの予想は

  • バンガード…米国は10年の平均年率5.7%の成長、米国外は10年の平均年率8.4%の成長
  • ブラックロック…2023年米国株はマイナス成長、米国外は中立

こんな予想をしています。

プロでも予想はバラバラ。

結局予想を当てるのは少数派です。

それなら変わらずコツコツ積み立てて投資をしていくということが最善なのかもしれませんね。

ではまた!

ABOUT ME
お金のないサラリーマン投資家|けい
・投資信託、個別株、仮想通貨を中心に投資中。 ・30歳で資産1000万円 ・主に米国経済についてとことん勉強中 給与と投資による利益で将来の不安の解消と生活の負担の軽減を。あわよくばサイドFIREを目指して奮闘中。
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